あっという間に6月下旬。
子供の頃と大人になってからの時間の感覚は、なぜこんなに違うんでしょうね。
で、年を重ねるとともに、ますますあっという間に経ってしまうように感じるのは、なぜなんだろう。。。
さて、今回は緑豊かな鎮守の森に囲まれた、宮城県仙台市泉区の賀茂神社についてご紹介しまーす。
賀茂神社は江戸時代の元禄9年(1696)と元禄10年(1697)に作られました。
境内には指定文化財の他、天然記念物が複数あり、特に『樹木LOVE』な仲良しにはたまらない巨木・古木もあるんですよね。
指定文化財・天然記念物
・宮城県指定有形文化財
本殿2棟、棟札2体
・宮城県指定天然記念物
1)イロハモミジ2本
2)タラヨウ
・仙台市指定天然記念物
1)アラカシ
かやぶき屋根の2つの神社が並んで鎮座していて、向かって左が上賀茂神社、右が下賀茂神社です。
御祭神
上賀茂神社:別雷命(わけいかずちのみこと)
産業・商売繁盛
下賀茂神社:玉依姫命(たまよりひめのみこと)
安産・子授守護
ずいぶん前ですが・・・初めてお参りした時、2つの神社が隣り合って並んでいる様子と、かやぶき屋根ということでビックリしたのを覚えています。
かやぶき屋根の神社を見たのは、この賀茂神社が初めてでした。珍しいですよね?
誠に恐縮ですが、今回、他にも参拝している方がいらしたので、2社並んでの画像がありません。。
神社のHPをご参照下さいませ~
ところで、今回お参りした時に
一の鳥居を先に進むと「いらっしゃい」って、ニコニコほほえみかける存在がいたんですよ。
一の鳥居近くのこま犬
一般的なこま犬は「ガオーッ!」ってイメージだと思うんですけど、一の鳥居近くのこま犬さん達はどうも様子が違う。
髪からあごにかけての"カール"と胸もと、足のポッテリ感がなんともいえない愛らしさ。^^
おつむのてっぺんは角のようにも見えて、節分の鬼が"こま犬化"したようにも見えませんか?
ちなみにこのこま犬は
明和3年(1766)3月11日に国分町の方が奉納したものです。
東北地方随一の歓楽街・国分町。江戸時代の頃は仙台城下町・奥州街道沿いの町人の町で、商業の中心として栄えていたそうです。
読み方ですが、現在は「こくぶんちょう」、江戸時代の頃は「こくぶんまち」とのこと。
二の鳥居のこま犬
さて、賀茂神社の二の鳥居の所にもこま犬さんがいますが、こちらはイマドキの風貌。
二の鳥居自体も新しいんですが、こま犬さんも平成製です。
"カール"というより"ロール"なたてがみ、鬼ではなくてライオンですね。
『イマドキのこま犬』顔でしょうか。数百年後の人達にはどんな風に見えるんでしょう~ ^^ 興味津々です。
今回は本殿とこま犬について書いてみました。
次回は賀茂神社の樹木について書きたいと思ってます。(巨木・古木バンザイ)
それでは、みなさん よい一日をおすごし下さい。
みんな仲良し
***********************************
************************************