きっかけはビジターセンター
GW5月2日に新潟県新潟市秋葉区にある菩提寺山へ登りました。
元々は山に登る目的ではなく、どこか新潟県のビジターセンターへ行ってみたいと検索したら、結果の中に「里山ビジターセンター」を発見したんです。
「里山」というキーワードにも惹かれて、検索を続けると菩提寺山という山の入口にもなってます!
登るかどうかの最終判断は現地ですることにして、ワクワクしながら移動しました。
里山ビジターセンター及び古代館 新潟市 ←新潟市秋葉区のHPです
秋葉さとやま手帖WEB | ←新潟市秋葉区の里山を楽しむサイトです
日本で石油が出るなんて!
前日の雨が上がりお天気最高!駐車場にはすでに多くの登山客の車があり、仲良しも登ってみることにしました。
ただし宮城県仙台市まで帰る日なので、無理せず行ける所まで行って余力を残して引き返すことも考えながらです。(時間的にも)
ところで、画像の右手にチラリと「石油文…」が見えますね。
なんとここ秋葉区金津地区では、平成8年(1996年)3月まで石油採掘が行われていたそうです。
なにかと「知らなかった」が多い仲良し、石油で浮かぶ言葉は「アラブの石油王」。
そしてかなりざっくりと「中近東で出るのかなー♪」というレベルなので、まさかジャパンで出るなんてビックリでした。
「日本の石油王」
アラブの石油王がいるなら、日本の石油王っているのかなぁ?
いたーーーー!
日本の石油王・中野さん、越後国蒲原郡新津村にいたー!
日本石油の創立にも発起人として参画していたそうですよ。
そして新津油田金津鉱場跡は、国の史跡名勝天然記念物に指定されています。
新津油田金津鉱場跡では、櫓(やぐら)やポンピングパワーなどの採油施設のほか、精製施設、管理施設、住宅施設などの石油関連遺構がシステムとして残る。これは金津鉱場跡が他に例のないほど長期間稼働していたことによる。日本国内における採油等の機械化黎明期の姿をよく残し、我が国の近代におけるエネルギー産業の発展を物語る遺構として価値が高い。
実は登る前にきちんと調べていなかったので、現地では「なんだかすごいなぁ」と思いながら、いかにすごいのか理解していません。
次回行く時はこちらをメインに歩こう。
旧新津市では、昭和60年代から油井のある一帯を「石油の里公園」として整備していました。そして、稼働終了後は、実際に使われていた石油採掘・精製施設を「石油文化遺産施設」として、そして油井があったことにより、自然のままに保全されてきたみどり豊かな森林を「環境保全林」として、後世の人々に伝えるため整備してきました。(新潟市秋葉区HPより)
※ 油井:油田において原油を採掘するために使う井戸のこと
このように説明版が設置されています。
菩提寺山の入口から進んで行くと、年配の登山グループや子供連れなどと次々すれ違いました。
長くなりましたが、石油王って日本にもいたんですね。
そもそも日本で石油が出るなんて・・・(話が戻っちゃいます 笑)